7/06/2004

隅田川

現在の隅田川は北区の新岩淵水門(青水門)から中央区の勝鬨橋までの約23.5キロメーターである。川幅は150メーター前後。東京都の東部低地帯の北区、足立区、荒川区、墨田区、台東区、中央区、江東区を南北に流れ、東京湾へ注ぐ。明治43年の大水害の後、荒川放水路が開削されるまでは現在の隅田川は荒川だった。昭和40年3月、この荒川放水路が荒川になり、そして新岩淵水門(青水門)からの下流は荒川の支流となり、通称名であった隅田川が公式河川名になった。昭和30年代後半の隅田川は公害により悪臭のひどい川であった。その後、工場排水の規制強化と下水道が整備されるとともに水質は次第に改善されてきた。現在では魚が棲める水質まで回復している。荒川区を流れる隅田川には小台橋、尾久橋、尾竹橋、千住大橋、水神大橋と白鬚橋が架かっており、京成線鉄道橋、日比谷線鉄道橋と常磐線鉄道橋がある。この他、上水千住水管橋、千住水道橋と東電送電橋もある。隅田川の評判の悪いカミソリ堤防はスーパー堤防の建設とともにテラス化されており、リバーサイド沿いに大型の再開発プロジェクトが進められている。













隅田川ついては隅田川現代の隅田川橋梁群をご覧ください。


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