9/26/2004

日暮里南公園

日暮里南公園は荒川区立公園の一つであり、東日暮里5丁目に位置し、尾久橋通りと日暮里繊維街の通りの喧騒から一歩中に入った静かな住宅街の中にある。その面積は6,230平方メートルである。一回りすると水と緑と遊具の公園であることが良く判る。夏は水遊び場として賑わう大きな噴水、縄はしご登りとタイヤ滑り降りなどの遊具やアスレチック施設、大きな広場、築山などがあるため子供達で賑わい、地域の人達の憩いの場である。天気の良い日の午後3時30から4時頃には、紙芝居のおじさんが来ると聞いていたのですが・・・・ ご存知でしたら教えてください。














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9/21/2004

藤沢荒川区長の逮捕

警視庁捜査2課は18日に区役所の清掃業務の発注に絡み藤沢志光区長とビルメンテナンス会社「新光ビルシステム」社長の石崎克博を収賄容疑の疑いで逮捕した。藤沢区長は01年10月、荒川区役所本庁舎の管理業務を継続して受注できるよう便宜を図った謝礼として、石崎社長から都内で数十万円のわいろを直接受け取った疑い。藤沢区長は収賄容疑を否定しているが石崎克博社長は収賄容疑を認めている。23区の区長が収賄容疑で逮捕されたのは1955年の品川区長以来とか。

藤沢区長は8月のアテネ五輪で荒川区出身で平泳ぎ競泳金メダリストの北島康介選手の「あらかわ区民応援団」の名誉団長として現地て声援を送っていた。北島選手が区役所で凱旋報告したときの藤沢区長のパフォーマンスはマスメデアで広く報道された。また、荒川総合スポーツセンター内のプールを「北島康介選手記念プール」と命名しようとして話題になった。今回の逮捕で輝く荒川の星、北島選手の栄光に泥を塗ってしまった。藤沢区長は荒川区民に謝罪をするべきである。

今年6月には前助役の高橋祥三も区発注の健康器具設置工事に関連して別の業者から賄賂を受け取ったとして収賄罪で起訴されているので荒川区のダブル不祥事(汚職)である。今回の藤沢荒川区長の逮捕は前助役の高橋祥三被告が5月に逮捕され、荒川区の公共工事発注状況を警視庁捜査2課が調べる中で藤沢区長の収賄容疑が浮上したため。助役逮捕から4ヶ月、汚職事件がトップへと発展した。藤沢区長は8月1日付で総務部長以下部長級3人、経理課長ら課長級8人の人事異動を行い、議会から「疑惑隠しだ」との批判が出ていた。

警視庁捜査2課の調べに対して石崎克博社長は「荒川総合スポーツセンターの運営業務の受注でも便宜を図ってもらった」などと供述していることが19日に判明したと報道されている。藤沢区長が2001年5月に区長に初当選した後の2002年2月に発注方法が「随意契約」から見積もりを出させて競わせる「指名見積もり競争」に変更され、ビルメンテナンス会社「新光ビルシステム」が2002年度の運営業務を受注した。さらに、区役所は2003年3月、発注方法を再び随意契約に戻し、2003年度と2004年度の運営業務を同社に委託していた。発注額は2002年度が1億6300万円、2003年度が1億8500万円、2004年度が1億8700万円と年々増えた。同スポーツセンターの運営業務は2001年度までの17年間、都内の別の業者が随意契約で請け負っていた。他に荒川区保健所の冷暖房設備の保守点検も2002年度から委託していた。

捜査2課の調べでは、石崎社長は藤沢区長が都議時代からの顔見知りで、藤沢区長が01年5月に就任してからは料亭やクラブでたびたび接待を繰り返していた。この背景には2001年度の区長選挙で「新光ビルシステム」の石崎克博社長が対立候補を支持したため30年以上にわたる荒川区本庁舎の管理業務契約の継続受注に強い危機感を抱き、当選直後から藤沢区長への急接近が挙げられている。藤沢荒川区長に就任した後の02年度以降、「新光ビルシステム」が荒川区内で受注した事業は総額約8億円である。

区議会は開催中だが区長と助役の不在な議会になってしまった。区民の殆どは「区長までが…」「事実なら許せない」と憤っている。区役所の幹部が会議を開き、三嶋重信総務部長が21日から区長職務代理者となる方針を決めたが区民の信頼を回復できるだろうか。次に区役所の幹部職員が収賄の疑いで逮捕されるような事態になったら荒川区の区役所は汚職の巣であることになる。荒川総合スポーツセンターに係る発注方法の変更とデフレの時代の業務委託費の増額は不可解である。区役所の幹部職員と区議会議員は区役所が発注する業務委託について適正なチェック機能を果たしているのかという疑問が残る。

警視庁が19日に区役所の家宅捜索を行なった。区議会の与党の自民党は起訴されるまで静観するとか、共産党は辞任しなければ「辞職勧告決議案を出す」とかで議会各派の対応が分かれている模様。

4月に刊行した藤沢志光区長の著書「荒川区 全国一への挑戦」の中で荒川区はどこを切っても日本一とか述べているようだが汚職でも荒川区は全国一であることを本人が全国に宣伝する結果になった。当然のことながら、10月4日および6日に日暮里の駅前ホテルで開催が予定されていた会費1万円の出版記念パーテーはキャンセルされた。

藤沢荒川区長の逮捕の第一報はここ、その後の一連のニュースはここをクリックすると閲覧できます。著書については「荒川区 全国一への挑戦」をご覧下さい。


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9/20/2004

スカイバス東京

海外では、ロンドン、ニューヨーク、ワシントン、パリ、ミュンヘン、アムステルダムなどでオープン・ダブル・デッキ・バス(二階建オープンバス)が運行されており、海外から訪れる観光客に好評で人気が高い。

丸の内の皇居前を走る二階建オープンバスを見てビックリ、思わずデジタル・カメラのシャッターを押してしまった。帰宅してインターネットで調べてみると、丸の内を起終点として、皇居、国会議事堂、霞ヶ関、銀座を一周する「二階建の屋根なしオープンバス(スカイバス東京)」を日の丸自動車興業が9月10日から日本で初めて運航を開始したとのこと。スカイバス東京はドイツのネオプラン社製の二階建オープンバス(1階16席、2階52席)で、2階の45席分のみ販売している。屋根がないため、高層ビルディングや東京タワーなどを、視界を遮られることなく展望でき、360度のパノラマを楽しめる。東京の新たな観光名物の一つとなることが期待されている。

スカイバス東京の発着所は東京駅南口丸ビル隣(三菱ビル前)。料金は大人1200円、小人600円。日本語のほかに、英語、中国語、韓国語などの音声案内を行うほか(当初は日本語と英語のみ)、日本語と英語の案内マップを配布している。

週末に天気が良かったら乗ってみたいね。





二階建オープンバスについては日の丸自動車興業のホームページをご覧ください。


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9/13/2004

尾竹橋公園

尾竹橋公園は荒川区立公園の一つであり、隅田川沿いの荒川区町屋7丁目に位置し、その面積は4,194平方メートルである。尾竹橋公園は高潮対策として隅田川の堤防整備事業の中で護岸工事に伴ってできた水堀を埋め立てて造成された。隅田川との境界は「カミソリ堤防」である。公園の下流70メートルには江戸時代から町屋と千住・西新井を結ぶ「渡し」があり、昭和9年に上流に尾竹橋が建設されまで交通の要であった。茶屋に「おたけさん」という女性がいたためお茶屋の渡し(お竹さんの渡し)と呼ばれた。

荒川区は7月22日に尾竹橋公園の敷地内の表土から環境基準の約4倍にあたるダイオキシンの土壌汚染が検出されたことを公表し、公園を閉鎖するとともに表土の飛散を防止するため表土が露出している場所をブルーシートで覆った。その後、8月10日に実施した汚染範囲の確認調査の結果、28の調査地点のうち、16地点で環境基準を超えるダイオキシン類が検出され、5地点で10倍を超え、最大では63倍だったと9月6日に開催された住民説明会で公表した。同区環境課は同じ調査地点でも表土の深さによって測定値に大きくばらつきがあり、今回の調査では汚染範囲の特定と汚染土量の把握は難しいと説明した。荒川区は今回検出されたダイオキシンの土壌汚染が直ちに人体に影響を及ぼすものではないとしているが公園の閉鎖は継続している。今後とも汚染調査を続け、対策工事として公園内の表土を入れ替えると説明している。














この土壌汚染の詳細については区立尾竹橋公園におけるダイオキシン類の汚染範囲確認調査の実施結果(速報値)及び今後の対応についてをご覧ください。


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9/04/2004

北島商店のメンチカツ

アテネ五輪で競泳男子100、200メートル平泳ぎで2冠に輝き、400メートルメドレーリレーでも銅メダルを獲得した北島康介(日体大、東京SC)の実家が経営する精肉店「北島商店」は北島選手の子供の頃からの好物として有名になった手作り「メンチカツ」を求めて週2回の限定販売日の水曜日と土曜日には長蛇の列ができるいま日本で一番の話題のお店になっている。創業53年の「北島商店」は手作り「メンチカツ」を30年位前に販売を中止していた。北島選手が昨年開催された世界選手権で平泳ぎ2冠を達成した後にテレビのインタービューで「好物は何か」と聞かれ「メンツカツ」と答えたことを見た北島選手のファンから「メンツカツ」が欲しいとの要望が「北島商店」に殺到して昨年に復活した。

アテネ五輪で北島選手が平泳ぎ2冠を達成した直後の土曜日の昼食前に手作り「メンツカツ」を買うため「北島商店」を訪ねたところ待ち時間が2時間以上と聞き、炎天下に小路で立ち並ぶことを諦めた。先週の土曜日の午後2時半頃に再び「北島商店」を訪ねたがお店の前の道灌山通りの両側にはお客さんの乗用車が駐車し、徐行して通る乗用車は窓を開けてカメラ付き携帯電話でお店の写真をパシャリ、都の定期路線バスまで徐行運転するのにはビックリした。駐在所のお巡りさんが自転車で通りながら「車を移動して下さい」と呼びかけていたが今回ばかりは頷けた。待つこと約1時間半、4時前に手作り「メンツカツ」6個をゲットした。「メンツカツサンド」は既に売れ切れだった。未だ200人位のお客さんが小路に並んで待っていたがお店の中では売れ切れのタイミングを計算し、買えないお客さんにどうしようかと相談していた。聞くところでは1日に4000個も売れるとか。

北島商店の手作り「メンツカツ」は昔懐かしいお肉屋さんの「メンチカツ」である。黄金(ゴールド)色に揚がった衣、ザックリした衣の中にはジューシーでやわらかなお肉がたっぷり、玉ねぎの程よい甘味とシャキシャキした食感、本当に美味しい逸品である。美味そうな香りの誘惑に負け、デジタルカメラで写真を撮る前に1個食べてしまった。残した2個を6時間後に食べたが冷たくなってもその美味しい味に変わりはなかった。

お店では手作り「メンツカツ」1個の値段が130円。一人当たり10個の限定販売となっている。また、なま「メンツカツ」は一人当たり2パックと「メンツカツサンド」は一人当たり1パック限定という表示が出ていた。国産黒毛和牛のすき焼き用、ステーキ、ロースハムやベーコンセットを贈答品として全国に販売している。

新聞やテレビの報道などによると手作り「メンチカツ」は銀座と日本橋のデパートでも売られているが、上野松坂屋は「当店が北島選手の実家に最も近いので、長く売り続けて地元の味として名物にしたい」と金メダリストにあやかり「商戦もカツ」と意気込んでいるようだ。

自慢できる物は都電荒川線くらいしかない地味(ジミ-)な「荒川区」を全国区に押し上げてくれた北島選手、実家の精肉店「北島商店」の手作り「メンツカツ」は北島選手のゴールドフィーバーによる一過性の名物として終わることなく「荒川区」の特産品として深く根付いて貰いたいと願う北島選手のファンと荒川区民は多いと思う。














北島康介選手については北島康介オフィシャルウェブサイト「Frog Town」をご覧ください。


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9/02/2004

納涼盆踊り大会

荒川区の町屋3丁目仲町会は平成16年度の納涼盆踊り大会を8月23日(月)、24日(火)、25日(水)の3日間、午後7時から午後9時半にかけて荒川区立町屋3丁目児童遊園(通称、象公園)を会場として開催した。櫓は遊園地の中心にある滑り台を囲んで組み上げられ、そこから電線が四方八方に張られ寄付者の名前が書かれた提灯が吊り下げられていた。櫓から太鼓の音が響き、スピーカーから流れる音頭に合わせ、櫓の周りには踊りの輪ができ、子供からお年寄りの方々が浴衣姿で盆踊りを楽しんでいた。遊園地の入口には数々の露店が立ち並び納涼盆踊り大会は地元の家族で大賑わいであった。下町の夏の風物詩、納涼盆踊り大会をこれからも下町の伝統の一つとして残して貰いたい。














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