7/22/2004

天王公園

天王公園は荒川区立公園の一つであり、南千住に位置し、その面積は6,159平方メーターである。公園の中央に築かれた大きな岩に小さな滝が配置されており、水がじゃぶじゃぶ池に流れ落ちる。そこから排水された水が園内の小川を流れる。夏場には水遊びをする元気な子供達の歓声が飛び交う。ローラー滑り台、小さなアスレチック、砂場もある。シンボルタワーは9鐘のカリヨン時計で10:00、12:00、17:00に演奏する。もともとは下野皆川藩米倉氏の下屋敷跡とか。京成本線「千住大橋駅」から徒歩5、6分。東京メトロ日比谷線「南千住駅」から徒歩約10分である。














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7/18/2004

隅田川のホームレス

平成8年から着手された「隅田川テラス」の整備工事は堤防の耐震性を高めることと護岸の遊歩道(リバー・ウォーク)を地域の高齢者、親子連れ、或いは若いカップルが安心して散歩できる場所を提供する筈だった。しかし、「隅田川テラス」の整備工事が進むとともに白髭橋から蔵前橋までのテラスにはブルー・シート小屋やテントが雨上がりの筍のように増え、ホームレス(野宿者)の居住地に化してしまった。山谷の簡易宿泊所(通称ドヤ)を定宿としていた人達に日雇いの仕事もないためドヤに泊まる金がなく、隅田川のテラスでの仮生活を余儀なくさせられているらしい。東京水辺ラインを桜橋で下船して浅草駅に行くため我妻橋までのテラスを歩いた。途中、ボランティア団体が週1回行なう「炊き出し」を待ってテラスで日向ぼっこしている数百人のホームレスの前を通るときは決して気持ちが良いものではなかった。















隅田川のホームレスに対するボランティア活動の一つにホームレス伝道、炊き出し、ありがとう教会があります。


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7/12/2004

隅田川の堤防

東京都の東部低地帯は北区、足立区、荒川区、墨田区、台東区、中央区と江東区に広がり、この低地帯を隅田川、荒川と江戸川が南北に流れる。荒川区の隅田川 沿いは満潮面以下の地域であり、この地域以外は満潮面以上であるが高潮の脅威にさらされる地域である。隅田川の堤防整備は昭和34年の伊勢湾台風を契機に高潮対策として「カミソリ堤防」の整備が始まり昭和50年に完成した。この高潮防御整備工事は地域住民と隅田川の水辺を隔てる結果になった。昭和55年から隅田川の堤防の耐震性を向上することと地域住民と隅田川の水辺を近づける「緩傾斜堤防」の整備工事が開始された。また、昭和60年からリバーサイドの再開発と一体化して盛土を行い更に安全性を高める「スーパー堤防」の整備工事が着手された。平成8年からは地域住民の水辺の利用と生き物に配慮した「隅田川テラス」の整備工事が進められている。テラスの整備工事により堤防の耐震性能が高まるとともに舗装や植栽などにより遊歩道が地域住民に利用されている。















隅田川の堤防ついては東京都建設局のスーパー堤防・テラス・高潮防御施設整備事業をご覧ください。


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7/10/2004

隅田川の橋

東京の下町を流れる隅田川には古くから橋が架けられ、「渡し」の頃からの名称、初期の橋の形式、橋詰の風情などが残る。現在、約23.5キロメートルの隅田川には23の道路橋が架かっており、概ね約1キロメートル毎に1道路橋の割合となっているが、約半数が浅草より下流部に集中している。隅田川は、橋の博物館とも呼ばれている。荒川区を流れる隅田川には小台橋、尾久橋、尾竹橋、千住大橋、水神大橋と白鬚橋の6道路橋が架かっている。千住大橋は徳川家康が文禄3年(1594年)に架けた隅田川の最初の本格的な橋である。下の写真は上から尾竹橋、千住大橋と白髭橋である。  













隅田川に架かる橋ついては隅田川架橋二十三景をご覧ください。


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7/06/2004

隅田川

現在の隅田川は北区の新岩淵水門(青水門)から中央区の勝鬨橋までの約23.5キロメーターである。川幅は150メーター前後。東京都の東部低地帯の北区、足立区、荒川区、墨田区、台東区、中央区、江東区を南北に流れ、東京湾へ注ぐ。明治43年の大水害の後、荒川放水路が開削されるまでは現在の隅田川は荒川だった。昭和40年3月、この荒川放水路が荒川になり、そして新岩淵水門(青水門)からの下流は荒川の支流となり、通称名であった隅田川が公式河川名になった。昭和30年代後半の隅田川は公害により悪臭のひどい川であった。その後、工場排水の規制強化と下水道が整備されるとともに水質は次第に改善されてきた。現在では魚が棲める水質まで回復している。荒川区を流れる隅田川には小台橋、尾久橋、尾竹橋、千住大橋、水神大橋と白鬚橋が架かっており、京成線鉄道橋、日比谷線鉄道橋と常磐線鉄道橋がある。この他、上水千住水管橋、千住水道橋と東電送電橋もある。隅田川の評判の悪いカミソリ堤防はスーパー堤防の建設とともにテラス化されており、リバーサイド沿いに大型の再開発プロジェクトが進められている。













隅田川ついては隅田川現代の隅田川橋梁群をご覧ください。


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7/01/2004

放置自転車

荒川区に住んで拾余年になる。未だに馴染めない下町のカルチャーの一つに歩道に放置された自転車と歩道を自転車で走る一部の人達の悪いマナーがある。自転車が歩道の真中を走り、ベルを鳴らされ放置された自転車を避けながら歩くときとか、暗いところで後ろから無灯火の自転車に突っ込まれる場合は本当に腹が立つ。日中でもゆっくり歩いている高齢者達の近くを自転車が通ると心配になる。特に火事や地震の大災害が発生したとき、放置された自転車は救援活動を妨げる重大な要因になると危惧される。また、放置自転車は荒川区の景観を損なう大変見苦しい光景である。区民約18万人の8割が自転車を所有し、年間1万4千台の放置された自転車が撤去され、その内9千台が廃棄されるというホットな問題でもある。何故なら、荒川区では放置自転車の撤去費用として過去10年間に28億円も支出しているからである。区役所はこの問題に対処するため自転車の整理員を出したり、乗り捨て自由のフリーサイクルを提供しているが全く焼け石に水である。月に1回の「ノー・サイクル・デー」や「もっと歩こう運動」のキャンペーンを始める時期に来ていると思うのは私だけではないでしょう。















放置自転車の問題については日テレの報道特捜プロジェクトでも取り上げられた。


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